スタッフ紹介
ホームページをご覧いただき、大変ありがとうございます。
ここでは、畑違いの仕事をしてきた私が整体師を志し、開院するに至った経緯をご紹介させていただきます。
整体院へ行き、ご自身の大事なお体を任せるうえで、「どんな人がやっている整体院で、どんな人に施術をされることになるのか?」とても気になる部分だと思います。
そのような疑問の参考になれば幸いです。
自律神経専門の理由 ←こちらのページもご覧になってみてください。
自律神経の不調で、お悩みの方々のお役に立ちたい
私は自分の人生を考える過程で整体と出会い、自律神経の不調に適した療法を提供できる立場になりました。
また、治し方がわからず、途方に暮れている方たちがとても多いことを知りました。
その結果、『医療で対応できないところを補う』ことを自分の使命だと考え、独立しようと思い至りました。
「あなたの中に治る力がある」ことをお伝えし、一人でも多くの方たちが、イキイキとした毎日の生活を送るお手伝いがしたい。
そのような思いで、自律神経専門のお店を運営しております。
次からは、私の経歴を踏まえ、幸日堂を開業するまでのお話をさせていただきます。
会社員時代
会社員時代、私は自動車の製造に携わっていました。
従業員1万人を超える大きな企業でした。
職場では上司や同僚に恵まれ、そして責任のある立場で仕事をさせていただいていました。
やりがいもありましたし、経済的にも安定していました。
その一方で、30歳を超えたあたりから仕事に求める価値観が変わっていきました。
価値観
私の価値観は、次の3つでした。
・技術知識経験を、一生積み上げていける仕事がしたい。
・使命と思えることに、情熱を注ぎたい。
・能力と価値を高め、自分に自信を持ちたい。
「一生かけて、自分の技術を高め、それがそのまま社会に貢献できる仕事がしたい。」まとめると、このようになります。
その背景には、「社内の限定された部署でしか通用しない技術や能力を高めることに、価値を見いだせない。」という事情がありました。
会社を離れれば、自分にはできることが何もない…。
このままでは、会社にしがみつくしかない…。
そう考えると、今まで積み上げてきたものに意味があるようには思えず、虚しさが込み上げてきました。
そんな状況に危機感を感じていました。
整体との出会い
「自分が、本当にやりたいことは何だろう?」を問い続け、少しでも興味を持ったことはやってみようと思い、いろんなことに挑戦しました。
旅行、ボランティア活動、ゴルフ、トレイルランニング、トライアスロン。
中でも、トレイルランニングとトライアスロンは、やればやるほど上達しました。
目標のレベルが高くなるに従い、練習を厳しくしていきました。
自分の意志でやっていたので、全く苦になりませんでしたが、徐々に身体の調子が悪くなっていきました。
腰痛と消化器官の機能低下で、仕事に支障をきたすようになりました。
これはマズいと思い、自己ケアの方法を勉強することにしました。
通常なら、病院や整体院などに行くのかもしれませんが、私はそれはしませんでした。
その理由は、多くの病院や治療院での対応が、対症療法だからです。
過去にメニエール病をはじめ、頭痛、肩こり、腰痛で悩んだ時に、何件かの医療機関に行きましたが、いずれも、薬や湿布を出されるだけでした。
会社を休んで何とか治りましたが、この時に「現代医療(西欧医学)で対応できないことがある」ことを知りました。
自己ケアといっても、どんなことから始めればいいのか分からなかったので、まず地元の整体教室に通うことにしました。
結論から言えば、自分が学びたい内容ではなかったので数か月くらいでやめたのですが、そこで学んだ「東洋医学」というものに興味を持ったことが、人生を変えるきっかけとなりました。
それからしばらくして、自己ケアについての調べものをしていた時に、西田聡先生(私の師匠)が主催する心身楽々堂整体法講座のホームページと出逢いました。
西田先生の考え方や人生観に強く感銘を受け、次第に自分の求めていた価値観以上のものがあると思い至り、入門させていただきました。
修行
長年お世話になった会社を退職し、講座のある大阪まで、毎週のように通いました。
西田先生のもとで、専門知識以外にも、多岐にわたり学ばせていただきました。
その中で、「整体師のあり方」「社会(特に医療)の仕組みや現状」
について知り得たことが、人生の大きな転機となりました。
世の中には、慢性症状や自律神経の不調で、多くの人たちが困っている。しかしながら、現代医療では対応が難しい。薬で対処するのが、その証拠である。その一方で、私は対応できる療法を学んだ。
『現代医療で対応できないところを補う』これが自分の歩むべき道であり、使命だと考えました。
幸運にも、会社員時代に求めていた「一生かけて、自分の技術を高め、それがそのまま社会に貢献できる仕事」にたどり着くことができた私は、一心に整体の勉強に打ち込みました。
独立開業
その後、順調に施術経験を積み重ね、自分の思いが形となった整体院「幸日堂」を開院しました。
しかし、すぐに行き詰まりました。
その理由は、自分の考えや想いを的確に伝えられないことです。
私は口下手で、文章も書くのが苦手です。
これは、かなり致命的です。
整体の仕事は施術だけではありません。
対話の中で、いろんなことをお伝えします。
お客さんからも、お話をお聴きします。
施術以上に、これが重要な部分です。
なので、せっかくご来院いただいても、思うように伝えられなかったり、コミュニケーションが取れずに、満足していただけませんでした。
葛藤
会社員時代、ずっと求めていた仕事をてにしたのに、思わぬところで壁にぶちあたりました。
自分には向いていないのでは? お客さんに迷惑をおかけするのでは? と悩む日々を過ごし、ある時から仕事を辞めようかと思うようになりました。
西田先生や仲間に相談したところ、「(整体を)続けた方が良いけど、それ以上に自分らしい人生を送ることが大事」だと、アドバイスといただきました。
『自分らしい人生』についてよく考えました。
大きな支えとなったのは、お客さんの存在でした。
何年もの不調が改善し喜んでくださる方。
定期的にメンテナンスに来られて、イキイキと日常生活が送れていると喜んでくださる方。
今はまだ多くはないけど、お客さんと「喜び」を分かち合えることが自分の喜びなんだと気付きました。
決意
これからは余計なことは考えずに、お客さんと向き合い、整体と向き合おうと決意しました。
自分の使命を全うするために、出来る限りの力を尽くそう。
そう思いました。
自律神経の不調は、病院でもお手上げの症状です。
これに対応することは、簡単ではありません。
むしろ、根気がいることです。
・整体で改善できること
・身体を良くするのは薬ではなく、自らの治癒力であること
・その過程で、絶対に時間が必要であること
良くなるためには、この『真実』に気付いていただくことが必要ですが、一般的に信頼度の低い整体院でご理解していただくのは、難易度が高いことです。
だからこそ、時間をかけてでも、自分の使命としてやる価値があるのではないかと思いました。
現在でも、口下手で文章を書くのが苦手です。
それでも、おかげさまで沢山のみなさんに応援していただき、順調に営業させていただいております。本当に有り難いことです。
変わらぬ思い
整体といえば、一般的には「肩こり」「腰痛」などがイメージされますが、当院ではそれよりも、「めまい・不眠・パニック」などの自律神経や精神疾患と言われるお悩みを専門としています。
自律神経系のお悩みで苦しんでいる人は、世の中に非常に多いです。
「病院へ行っても良くならない…」
「検査をしても原因がわからない…」
「薬では根本的に解決しない…」
みなさん、このようなお悩みをお持ちです。
深刻な悩みは表に出しづらく、また他人には言っても分かってもらえません。
しかしながら、そのようなお悩みに対応しているところはとても少ないです。
当院では、『現代医療で対応できないところを補う』ことを使命とし、一人でも多くの辛い症状でお悩みの方のお役に立っていきたいと考えております。
そして、お一人お一人が、「イキイキと自分らしい人生を送れる」、そんなきっかけとなっていただけると幸いです。
プロフィール
【名前】
内山 透
【生年月日】
1978年(昭和53年)11月28日
【出身地】
三重県いなべ市
【家族構成】
妻
【好きな事、もの】
・旅行
・柴犬
・アウトドア
・カレーライス
・パン(オススメのパン屋は、四日市の松本にある天然酵母パン『すぎな』です)
【好きな言葉】
・日日是好日
・一燈照隅 万燈照国
・明珠在掌
・挑戦は進化なり
経歴
昭和53年
三重県生まれ
平成9年
海星高校卒業
平成13年
日本福祉大学卒業
トヨタ車体(株)で自動車の製造に携わる
メニエール病、頭痛、肩こり、腰痛を経験
平成26年
心身楽々堂・整体法講座入門
平成27年
心身楽々堂・整体法講座、総合講座修了
「幸日堂」オープン
平成28年
「幸日堂」移転
現在~
「病院へ行っても良くならない」「根本的に解決したい」という方々と共に、二人三脚で歩む日々を送る。