パニック障害
パニック障害でお悩みのあなたへ
パニック障害は、突然おこる発作や不安感などで、外出できなくなったり、お店に行けなくなるなど、社会生活に支障が生じます。
多くの方が、何年も症状が改善されずに、悩んでおられます。
医療機関では、原因不明とされたり、検査に異常が見つからない場合、精神疾患と診断され、心療内科を紹介されることが多いです。
しかし、当院ではまったく違う見解をもっております。
パニック障害は、精神疾患でも、恐ろしい病気でもありません。
どうかご安心ください。
このページでは、パニック障害について、当院の見解をお伝えしております。
解決の糸口になれば幸いです。
パニック障害とは
突然、胸がドキドキしたり、胸がしめつけられて、息ができなくなったり、また、このまま死ぬのではないか、気が変になるのではないか、という強い不安におそわれる・・・
このような、何の前ぶれもなく、パニック状態に陥るのが「パニック障害」です。
パニック障害の症状
パニック障害には「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つの症状があります。
(1)パニック発作
パニック発作は、電車に乗っている時や会議の途中、緊張感がとけてホッとした時などに、特に誘因なく急に動悸、発汗、呼吸困難、ふらつき、吐き気、冷感などの身体症状が出現し、それを何回も繰り返します。
(2)予期不安
予期不安とは、パニック発作を繰り返しているうちに、「またあの不安が襲ってくるかもしれない」という、漠然とした不安が常につきまとうようになることです。
パニック発作が改善しても、予期不安が残ることもあります。
(3)広場恐怖
広場恐怖とは、閉塞感がある逃げ場のない場所や、人ごみや大勢が集まる場所が怖くなったり、行けなくなることです。
その結果、一人で外出できなくなったりするために、社会生活に支障が生じます。
パニック発作と共に、予期不安や広場恐怖で悪循環に陥り、症状の悪化を招くことがあります。
また、近しい人に話しても、なかなか分かってもらえず、辛い思いをされる方も多いようです。
一般的な精神科(心療内科)での診断と治療
精神科では、パニック障害の原因について、次のような説明を受けるこが多いようです。
・脳内神経伝達物資のバランスの乱れ
【診断方法】
以下のチェック項目で、4つ以上に該当すると、パニック障害とされています。
・心臓がドキドキしたり、脈拍が増加する
・手の平や、全身に汗をかく
・体や、手足がふるえる
・息切れ感や、息苦しさを感じる
・窒息感、または喉(のど)が詰まった感じがする
・胸の痛みや圧迫感、不快感がある
・吐気や腹部の不快感がある
・めまい、ふらつき、または気が遠くなるような感じがする
・現実感が失われ、自分が自分ではない感覚が起こる
・自分をコントロールできなくなる恐怖や、気が狂う恐怖に襲われる
・このままでは死んでしまうという恐怖を感じる
・体の一部にしびれ感や、うずきを感じる
・冷たい感じや、ほてった感覚がある
【治療】
抗うつ剤や、抗不安薬などの、薬物療法
医療機関の説明は、明確な根拠はなく、あくまでも推察でしかありません。
「なぜその神経伝達物質は異常をきたしたのか?」「何がきっかけで、どういう経緯でそうなったのか?」という解説があったでしょうか?
上記のチェック項目にあるような症状は、誰にでも起こり得ることです。
そのような診断方法で、「病気」と判断するのは疑問に思います。
なぜ病院へ通い続けても解決しないのか?
薬は、症状を「抑えている」だけで、「治している」わけではありません。
原因ではなく、症状という「結果」だけを変えているだけです。
また、副作用によって、免疫を低下させ、より一層ひどい状態に陥ってしまうことも少なくありません。
薬を服用することで、「症状が改善された」という方もいるかもしれませんが、それは、強制的に抑えているからです。
「原因」が、変わらないまま存在し続けている以上、解決はしません。
抑えることは、問題を先送りしていることに過ぎません。
特に、精神薬は、依存性があるものが多いです。
多剤処方の危険性についても、認識が必要です。
場合によっては、一時的な処置が、必要な人もいるかもしれません。
もし、服用する場合は、短期間にとどめておくべきです。
薬を処方されたら、必ず薬品添付文書の提示を請求してください。
もし、医師がそれをしぶるようなら、ご自身で添付文書を入手してください。
下記より、簡単に入手ができます。
【医療用医薬品 情報検索】
http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/
※急な断薬は非常に危険です。無理に断薬を行うことは避けてください。
パニック障害の原因
パニック障害は、自律神経のバランスの乱れによるものです。
いわゆる自律神経失調症です。
当院では、自律神経失調症の原因は、主として「慢性化した筋肉の緊張」と考えております。
生きて活動する限り、筋肉が緊張することは自然なことです。
しかし、緊張状態がずっと続くことは、自然ではありません。
筋肉の緊張が慢性化すると、自律神経は交感神経に偏り、バランスが乱れます。
また、血管や神経、内臓を圧迫させることにより、血流が滞り、神経伝達が阻害され、内臓の働きが制限されます。
その為、身体の機能は低下し、さまざまな症状として現れます。
身体の状態が正常に保てなくなると、脳は「異常事態」と判断し、「不安」という形で、サインを出すのです。
筋肉を緊張させる原因
筋肉が緊張する場面は、私たちの日常生活の中にあります。
偏った姿勢や、精神的ストレス、添加物まみれの食事、電磁波、薬、など。
これらは、身体に負担をかけ、筋肉を緊張させます。
現代社会に生きる私たちにとって、なかなか避けられないモノが多く、知らず知らずのうちに、身体は影響を受けています。
以上のように、身体が緊張する場面が続くと、その状態をクセとして、学習してしまいます。
パニック障害の解決方法
慢性化した筋肉の緊張は、長い期間、緊張を積み重ねることにより、その状態がクセとして身についてしまうことを言います。
クセになった緊張は、一般的なマッサージなどではゆるみません。
強引にほぐしても、また元に戻ります。
当院では、独自の整体法で、筋肉を整え、自然にゆるむように導いていきます。
正常な状態を身体に定着させていくことで、自律神経や内臓、器官の働きも自然に回復していきます。
また、日常生活で、次のようなアドバイスをさせていただきます。
・どんなことに氣をつけたらよいのか?
・何をすればいいのか?
症状を解決させるには、原因を取り除くことが必要となります。
なぜなら、せっかく良くなっても、原因がそのままでは、いつか再発してしまうからです。
その為、当院では、整体施術以上に生活の改善を重視しています。
施術を受けるだけでは、根本的に解決するには至りません。
ご自身で、取り組んでいただくことが、とても大切です。
解決に必要な「時間」
解決への道のりには、「時間を味方につける」という意識が重要となります。
人間の身体は性質上、すぐには改善(変化しない)という、仕組みになっています。
一方で、ジワジワとなら、必ず変化するという、性質もあります。
そのため、焦らず、じっくり取り組むというスタイルが、もっとも確実で安全な方法となります。
ぜひ、時間を味方につけていただければと思います。
薬と施術効果
薬を服用されている場合、施術効果が十分に発揮されない場合があります。
薬は、身体にとって異物となるため、あなたの治癒力の働きを妨げてしまうからです。
それから、「好転反応」という形で、様々な症状が起こる場合があります。
これは、今まで飲み続けて、身体に溜まった薬の成分が、筋肉の緊張が解けることで、身体中に流れ出すことで起こってきます。
どのような症状が起きるのかは、正直なところ何とも申し上げることができません。
それだけ薬というのは「怖いもの」だと言えます。
治癒軽快の方法については、「自律神経失調症」のページに詳述しております。ぜひお読みください。