四日市の【自律神経失調症専門】 整体院。頭痛、めまい、不眠、パニック、うつなどに対応。

不眠症

不眠症でお悩みのあなたへ

睡眠は人間にとって、とても重要な営みです。

十分な睡眠が取れないと、体調不良に陥り、精神的にも不安定になります。生活に大きな支障となります。
 
その為、睡眠導入剤などの薬を飲んで無理やり寝ている方も多いですが、あくまでも一時しのぎの対症療法です。

やがて効果がなくなったり、副作用で苦しむ可能性もありますので、十分に注意が必要です。

不眠症とは

不眠症とは、夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしないなどの症状が続き、夜間によく眠れないため、日中に眠気が起こり、注意力が散漫になり、疲れがたまり、数々の体調不良が起こる状態を指します。

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不眠症のタイプ

不眠には、以下のようなタイプがあります。
単独ではなく、複合して顕れる方が多いようです。

入眠困難

床についてもなかなか(30分~1時間以上)眠りにつけない。

中途覚醒

いったん眠りについても、翌朝起床するまでの間、夜中に何度も目が覚める。

早朝覚醒

希望する時刻、あるいは通常の2時間以上前に目が覚め、その後眠れない。

熟眠障害

眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られない。

睡眠の重要性

睡眠は、人生の約1/3を占める重要な営みです。
睡眠には、私たちが生命を維持するに欠かせない、次の役割があります。

脳と身体の疲れを取る

肉体労働などで体を酷使していないデスクワークの人でも、人の脳は常に活発に活動していて、沢山のエネルギーを消耗しており、その疲れを取るために睡眠が必要です。

脳の疲れを取るには、身体の疲れの数倍の睡眠が必要だとも言われる程です。

ストレスの解消

ストレスを感じる状態は、脳がつかれている状態であるとも言えます。

「嫌なことも寝たら忘れた」と言う人がいるように、睡眠を取ることで、疲れた脳を休ませることができるため、睡眠は非常に効果的なストレス解消法です。

睡眠が慢性的に不足すると、ストレスが徐々にたまり、うつ病をはじめとする精神疾病や、不眠症などの睡眠障害を発症することにもつながります。

体の成長や老化の防止

睡眠中は成長ホルモンが分泌される貴重な時間です。

成長ホルモンは、入眠後に現れるノンレム睡眠時に特に多く分泌されます。
成長期など、体が大きくなる時期には睡眠をよく取り、成長ホルモンを沢山分泌させることが成長の秘訣です。

また、成長ホルモンには、大人にとっても重要で、古くなった肌や怪我、その他体組織の修復・再生、脂肪を燃焼させる働きなどがあるため、質の良い睡眠を取ることで、若さを維持する事、老化の防止にも役立ちます。

病気の予防

睡眠時に骨髄では白血球、赤血球、リンパ液などが生産され、血行が促進され、体が持つ病気や病原体への抵抗力や免疫力を高める働きもあります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンには、体組織の修復・再生、代謝を行う働きがあり、古くなったり傷ついた細胞などを直してくれます。

また、身体を水平に横たえることにより、体液が循環しやすい環境を作ります。
この際に、体液循環を担うコアマッスル(深層筋)を活性化させる効用もあると考えられます。

記憶の定着・学習効果の効率化

人の脳は睡眠中に、その日に起こった事や、学習したことを整理し、記憶として留めておく必要がある情報を定着させていると考えられています。

また、睡眠時に多く出るシータ波には、記憶・学習機能が向上する効果があると考えられています。

不眠の原因

当院では、不眠症の原因は、主として「慢性化した筋肉の緊張」、と考えております。

自律神経には、活動を担う交感神経と、休息を担う副交感神経があり、状況や環境に応じて、互いにバランスをとりながら作用しています。

睡眠時、通常は副交感神経の働きにより、身体を休ませ回復させます。

しかし、筋肉が緊張状態にあると、交感神経が優位になり、副交感神経の働きが悪くなります。

この緊張状態が慢性化すると、自律神経のバランスが、交感神経に偏ってしまうので、身体は「休みたくても、休めない」、あるいは「休んでいるつもりでも、休めていな」という、不眠の状態に陥るのです。

筋肉の緊張は、血管を圧迫させ、血液の循環を阻害します。
血液の役割は、酸素と栄養を身体の隅々まで送り届けることと、不要な老廃物を回収することです。

睡眠時に、筋肉が緊張していると、血液の循環が阻害されるので、身体の疲れが残ってしまうのです。

筋肉の緊張が慢性化する理由

それは、長い期間、緊張を積み重ねることにより、その状態がクセとして身についてしまうからです。

身体が緊張する場面は、生活の中に多々あります。
精神的ストレス、偏った姿勢、添加物まみれの食事、電磁波、薬、など。

緊張すること自体は、生きるうえで、自然なことです。
悪いことではありません。

通常は、その緊張状態が続くことはありません。
その都度、必要に応じて休息し、元の状態にリセットされます。

しかし、緊張という経験を、長期間に渡って積み重ねることにより、その状態が「普通な状態である」と、身体が学習してしまうのです。

不眠症の解決方法

慢性化した筋肉の緊張は、長い期間、緊張を積み重ねることにより、その状態がクセとして身についてしまうことを言います。

クセになった緊張は、一般的なマッサージなどではゆるみません。
また、強引にほぐされた筋肉は、結果的により緊張させることになります。

独自の整体施術

当院では、独自の整体法で、筋肉を身体の内側からゆるんでいくように導いていきます。

優しい刺激によって脳に安心感を与えると、「緊張」指令が解除されて、筋肉がゆるみます。

身体の緊張がゆるみ、自然な状態へと戻れば、それまで圧迫されていた神経・血管・内蔵などが解放されます。つまり、身体本来の働きを取り戻します。

こうして、「自然に眠れる」という本来の働きが戻ってくるというのが、当院の考えです。

日常生活の改善

当院では、日常生活上で、どんなことに氣をつけたらよいのか、何をすればいいのか、等のアドバイスをさせていただきます。

症状を解決させるには、原因を取り除くことが必要となります。
生活を見直し、再発の防止をしていきます。

当院では、整体施術以上に、生活の改善を重視しています。
施術を受けるだけでは、根本的に解決するには至りません。
ご自身で、取り組んでいただくことが、とても大切です。

時間を味方にする

時間を味方にする

なお、解決への道のりには、「時間を味方につける」という意識が重要となります。

身体の性質上、すぐには改善(変化しない)という、仕組みになっています。
一方で、ジワジワとなら、必ず変化するという、性質もあります。

そのため、焦らず、じっくり取り組むというスタイルが、もっとも確実で安全な方法となります。

ぜひ、時間を味方につけていただければと思います。

ご理解いただきたいこと

不眠症の根治に向けて、ぜひご理解いただきたいことがあります。
いずれも、とても大切なことですので、お読みください。

眠れないことを過剰に心配しない

過剰な心配は、交感神経を刺激します。
その結果、さらなる自律神経バランスの乱れにつながります。

眠れないのは、とてもつらいことです。
心配になるのも無理はありません。

しかし、心配のし過ぎは、余計に眠れなくなるということを、知っておいていただけたらと思います。

薬は不眠を治せない

睡眠薬は、一時的に眠りを助けてくれますが、「不眠」という状態を、根本的に解決しているわけではありません。

つまり、飲み続けていれば治るというものではありません。
薬の副作用で、症状を悪化させたり、別の症状を招くこともあります。

薬の力を借りるほど、あなた本来の力は弱っていきます。
さらに眠れなくなるので、余計に薬に頼らざるを得なくなる、という悪循環に陥ります。

症状を改善するためには、根本的な「原因」を解決することが必要です。

自律神経を整える生活習慣

生活のなかで、特に気を付けて頂きたいことを紹介します。

不眠症の改善には、生活習慣の見直しがとても重要です。
ちょっとした生活習慣の工夫と、当院の施術により、ほとんどの人が改善し、快適な生活を送れるようになっています。

ゆっくりと呼吸する

基本的に、吸気(息を吸うとき)では交感神経が高まり、呼気では副交感神経が高まります。

ゆっくりと息を吐くことによって副交感神経を刺激し、乱れたバランスを整えましょう。

はじめは、吸った時間の2倍ほどの時間をかけて、ゆっくりと吐くのが良いでしょう。
慣れてきたら、3倍、4倍と、より長く息を吐いてみましょう。

ぬるめのお風呂にゆっくりつかる

ぬるめのお風呂に15分~20分程度、つかることにより、副交感神経が優位になります。
寝る前に筋肉をゆるめておきましょう。

体内時計を毎朝リセットする

朝起きたら日光を浴びて、体内時計をリセットしましょう。

朝、交感神経のスイッチを入れておかないと、夜になっても副交感神経(休息の神経)が高まらず、しっかりと休むことができません。

寝る前に光を浴びない

パソコンやケータイ、テレビなどの光を浴びると、交感神経が高まり、脳は興奮状態となります。
寝る直前までこれらの光を眺めていると、仮に寝付くことはできたとしても、睡眠の質は低下します。

少なくとも、寝る1時間前にはこれらの光は避けましょう。

睡眠の質は、生活の質を左右するほど重要です。

現代社会は、自律神経が乱れやすい環境です。
したがって、不眠に悩む方も非常に多いと感じます。

不眠という状態を引き起こしている原因を取り除いて、身体のバランスをひとつひとつ整えていけば、必ず良くなります。

あなたが不眠を解消し、元気で快適な日々を送られますことを、祈っています。

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