改善過程の例
改善過程の例
根本的な解決に向けて、
「どんな流れで進んでいくか?」
「何回くらい通えばいいのか?」
以下で詳細を見ていきます。
全体像の解説
(A)~(F)に分けて説明致します。
グラフは、上へいくほど調子の良い状態、下へ行くほど不調の状態です。
左側の(A)と(B)の線は不調になるまでの過程を表し、右側(C)(D)(E)の線は、良くなる過程を表しています。
右上の(F)は、根本的に改善し、通院を卒業された状態です。
不調に至るまで(A)
まず、左の図のようにいきなり悪くなるということは基本的にありません。
ぎっくり腰のように「急に痛み出した」という場合や、四十肩のように「急に腕が上がらなくなった」という場合もありますが、それは症状が「急に表に現れた」ということです。必ず何かしらの原因があります。
不調に至るまで(B)
痛みや不調などの症状が表に出るまでには、その背後に何かしらの原因があるはずです。
それらは小さな要因が積み重なっている場合が多いです。
例えば、普段の姿勢、食生活、生活リズム、ストレスなど、様々です。
一つ一つのことは小さなことかもしれませんが、この積み重ねが限界まで達すると、痛みや不調として表に現れます。
改善シナリオ(C)
良くなる過程においても、一気に根本改善するということは、基本的にはありません。
じわじわと悪化したように、じわじわと改善していくのが自然です。
なかには、薬や注射などによって「一気に良くなった」と感じる場合もあると思います。
しかし、それらの多くはあくまで一時的な対処療法です。
従って、効果が切れればまた元に戻ってしまいます。
改善シナリオ(D)
施術によって「楽になった」「改善した」と感じても、時間が経つとまた元の不調じのような状態へと戻ってしまいます。
これは、カラダの歪みなどの悪いバランスが、クセとして身についてしまっているからです。
「調子が悪くなる→整える→また悪化する→整える→また悪化する・・・」
こうして延々と通院していても、「解決」はせず、ずっと通い続けることになります。お金も時間もかかり続けてしまいます。
改善シナリオ(E)
大切なことは、悪い状態へ完全に戻りきってしまう前に、再び整えるということです。
それを積み重ねることによって、階段を上がるように、徐々に本来の好調な状態へと近づけていきます。
このとき、良い状態が徐々に「良いクセ」として身についていきます。
良い状態がカラダに馴染んでいくにつれて、悪いクセの方へ戻るスピードも緩やかになっていきます。
最初のうちは特に頻繁に通院されることをお勧めしますが、段々と馴染むにつれて、その間隔も長くなっていきます。
週に2~3回→週に1回→月に2回・・・卒業、という流れです。
改善シナリオ(F)
根本的に改善された状態です。
何かに頼るのではなく、ご自身で好調な状態を維持できている状態です。
当院に通い続ける必要もありません。卒業です。
良い状態がカラダのクセとして身についている為、多少不調があっても、自然と良い状態へ戻ります。
自然治癒力が本来通りに順調に働く状態です。